神聖な風景について
2016年04月27日 21:12
神様がお創りになり見せて下さる風景は、私たち自身の視点や思いの変化によって、すべて神聖な風景となります。ここにある風景画は、そこに住み、その街で生き、その街を、その風景を神様と共に創って来た人々への敬意の気持ちが籠っています。更に絵画を描く私個人への主の恩恵を、そこに立たせて下さった恵みをできるだけ自然に表現しよう、与えて頂いたものを素直に表そうと心がけている一瞬の情景です。
変えなくてよいことは変えなくてよいのです。しかし画家として少しだけ私の意見を追加していることもあります。鑑賞下さる、又はご購入頂く方々には私が神さまに見せて頂いた一瞬を(厳密にいえば永遠ではありませんが)、永遠にあるよいもののように鑑賞して頂きたいという思いで描いているのです。