最高の道である愛

2014年06月05日 12:52

たとえ、人間の不思議な言葉、天使の不思議な言葉を話しても、愛がなければ、わたしは鳴る銅鑼、響くシンバル。たとえ、預言の賜物があり、あらゆる神秘、あらゆる知識に通じていても、たとえ、山を移すほどの完全な信仰があっても、愛がなければ、わたしは何ものでもない。たとえ、全財産を貧しい人に分け与え、称賛を受けるために自分の身を引き渡しても、愛がなければ、わたしにはなんの益にもならない。

 愛は寛容なもの、慈悲深いものは愛。

 愛は、ねたまず、高ぶらず、誇らない。見苦しいふるまいをせず、自分の利益を求めず、怒らず、人の悪事を数え立てない。不正を喜ばないが、人とともに真理を喜ぶ。すべてをこらえ、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐え忍ぶ。

 愛はけっして滅び去ることはない。

 (コリント人への第一の手紙 13:1-8)                                        

 新約聖書  訳者-フランシスコ会聖書研究所